大相撲の本場所が開催される前日に、土俵に神様を降ろす神事(祭)が執り行われます。
土俵祭は、無料で観覧出来ますが、神事のみですので力士が何かするとかはありませんので、なんかお祭りかあるみたい!って気分で見に行く様な物では無いです。
九州場所の場合、9:20開場で30分間のみ入場可能です(9:50に締切り)
開場前の時間、福岡国際センターの向かって左手側に整列して入場待機となります。
時間になると順次入場となりますが、正面東側のみ移動経路として開放されるため、希望の場所に座るためにはやはり早めに並んでおく必要がありますが、基本的に正面マス席5列目~10列目しか利用できませんので、そこまで早く来てもそれほど視界に変わりはないかと思われます。
マス席にはまだ座布団が準備されていませんので、直に座ると痛いな…って方はミニクッションなどを持参されるのもよいかと思います。ただし、それほど長い時間ではないので、ほとんどの方は不要かと思います。
上記写真は9:28頃の写真ですので開場から8分ほど経過した頃の会場の様子となります。まだ力士も3名しか着ておらず親方衆もこれからって感じです。なので上位力士や親方衆をとにかく見たい!!という方には良いかと思います。それ以上に、行司推しの方々であればスーツ姿の行司さんを拝めるので、テンションも上がりまくりのひと時を過ごせるかもしれません。
土俵祭りは、“祭り”というよりは“地鎮祭”に近い催しとなります。具体的には以下の様な進行となります。
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
- 清祓いの儀(きよはらいのぎ)
- 祭主祝詞奏上(さいしゅのりとそうじょう)
- 祭幣
- 四隅に献酒
- 方屋開口(かたやかいこう)
- 鎮め物
- 徳俵献酒
- 献酒
- 触れ太鼓3周
上記の様な流れで、おおまかに30分程度で終了します。
①祝詞奏上
②清祓いの儀
③祭主祝詞奏上
④祭幣
⑤四方へ献酒
⑥方屋開口
⑦鎮め物
鎮め物は萱(かや)・勝栗(かちぐり)・昆布(こんぶ)といった縁起ものだそうです。
⑧徳俵へ献酒
⑨献酒
⑩触れ太鼓3周
以上で終了…
■余談
1.鎮め物を入れた穴はどうするのだろう…?
2.見どころ、立行司の付け人さん
3.なごやかな上位力士の様子を見守る…
…となかなかマニアックな事に興味を持たれる方用のイベントです。厳かな雰囲気ですので私語なども気軽にできる雰囲気ではありません。お祭り気分を味わうのは、NHKが主催の前夜祭(3日前の昼に実施)ですのでお間違え無いように…
以上、令和元年九州場所土俵祭りの様子でした。
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